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講演会感想文への回答★

福島県で、ボランティア活動をされている、小玉さんより、先日の講演の参加者より頂いた、質問について、返答を頂きましたので、ご紹介します


Q:除染の場合、土などは個体ですが、水はどこへ流すのですか? 除染ではなく移染ではないのでしょうか?

A:おっしゃる通りです。多くの除染活動は、どこか別の所に、放射性物質を移動させる作業をする事になります。実は、この質問は、講演会のあと、ほとんどの会場から、寄せられる疑問です。
 移動した放射性物質の管理をどうするか、最終処分の方法が、決まっていない状況なので、応えかねる事もあります。ただ、保育園や幼稚園をはじめ、学校などの近くから、放射性物質を遠ざけるとか、子ども達の通学路を除染して、放射性物質を移動させる事によって、クールスポット(放射性物質が少ない場所や地域)を、広げて行く必要があります。そして線量計を持って歩いていたら、急に高い音がなり、反応する場所などがあるので、そういう際に、除染活動で、放射性物質が集まり、作られたホットスポットを、あらためて、ヘドロや土などの除染する必要があります。
 ただ、どんどん水で流せば、海から魚へ、そして人間へと、流れて行くでしょう。水俣病でも、魚から広がり、多くの人を傷つけました。今回の東電の対応で、海に流しているのは、言語道断だと思います。
 最後に、私自身、除染には否定的でしたが、現場に入り、母親から「我が子の通学路の除染を手伝って欲しい」と言われれば、断る理由はありません。ぜひ、現地に、自分自身が住んでいたらと想像して、なんとか、子や孫を守りたいと願う、福島の方々の目線に合わせ、福島県外の方々は、憲法を守る運動や、脱原発の運動と、政治を変革する運動を、広げて欲しいと、切に願います。

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8周年記念講演★

5ヶ月振りのブログ更新で、大変ご無沙汰しています

さて、事後報告となりますが 2月8日(金)、フリージャーナリストの「小玉直也さん」を講師によんで、九条の会・はんなん 8周年記念講演会「福島の現在(いま) 知る権利・生きる権利」を開催しました。

当日は、寒い夜の時間にも関わらず、111名の方にご参加頂き、大変良い講演会ができました。

なんと、講演当日は、福島県で、子育てを頑張っているのお母さんとスカイプで結び、現地の状況の生の声を、聞くことができました

その上、ユーストリームで、世界中に、当日の講演の状況を、生中継で、配信してました。

明日からは、是非、当日の感想を、ブログに掲載していきたいと思っていますが、とりあえず、配信した当日の状況「2013/2/8 被災地報告会in岸和田」を、是非、ご覧下さい

http://www.ustream.tv/new/search?q=miyazakiAVO&type=all

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