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憲法改正国民投票法案を廃案へ

こんにちは!国会では、改憲手続き法案の与党「修正」案が、審議されていますが、以前からも何度か取り上げましたとおり、この改憲手続き法案についての与党「修正」案は、問題が多々あります。

例えば、①最低投票率の規定がない。そのため、有権者の一割、二割台の少数の賛成で、改憲が成立しかねません。

Bd_gerbera8 ②公務員など、国民の運動に規制をかけます。

③改憲勢力に圧倒的に有利な有料広告

④改憲推進政党主導の広報

⑤教育者は、国民投票運動をすることができない。

⑥改正しようとする項目ごとに賛成、反対をつけず、まとめて賛成か、反対か投票させられる危険性がある。

⑦国会が憲法改正を提案してから、最短60日で投票ということも許される規定。

参考:tp://www.k3.dion.ne.jp/~keporin/shiryou/kokumintouhyouhouan/f-01.htm

http://www.nichibenren.or.jp/ja/special_theme/kokumin_touhyouhou.html

私たち、1人1人にとってとても大事なことですので、この法案に「異議あり!!」の声を大きく広げましょう!!

ちなみに、今日は、「九条の会・はんなん」でこの「国民投票法案」についての学習会を行います。是非、学びに来て下さい!

国民投票法案 学習会

 日時:3月30日(金)

 開場:午後6時00分

 開演:午後6時30分

 場所:貝塚職員会館1階多目的ホール

 入場無料

 講師:笠松健一弁護士

 学習内容:国民投票法案の重大な問題点について

 笠松健一弁護士は、日本弁護士連合会憲法委員会事務局次長、大阪弁護士会憲法問題特別委員会の委員をされています。この国民投票法案に関するQ&Aの本も書かれています。

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和泉九条の会!!

こんにちは!今日も暖かい一日でしたね!明日は、残念ながら雨のようですが・・・Bd_flower2_2

さて、3月20日に、和泉九条の会の3.20一周年のつどいが行われ、200人以上の参加者で、大成功でした! 私も仕事の後に、どうにか参加出来たのですが、残念ながらコーラスや、朗読の時間には、間に合わず、ちょうど、「九条の会」事務局長の小森さんのお話の時からの参加でした。7時半頃から始まり、9時過ぎまで、延々と、と言うより、本当にあっという間の素晴らしい時間でした。そこで、私の馬鹿さ加減を皆さんに知られてしまうことになるのですが、小森さんのお話を聞いて私が知ったこと、感想などを書こうと思います。

* その前に、小森さんは、日本近代文学を専攻され、大学では、国語を教えている先生だそうです。

* 講演の時に、なんで国語の先生が、九条の事務局に!?とよく聞かれると話されていました!

* 樋口一葉の「たけくらべ」は、日清戦争時代の庶民の話がかかれていた。

* 夏目漱石の「草枕」は、日露戦争時代の話がかかれていた。とくに、最後の部分で、汽車で戦地に向かう状況が、書かれているのですが、「 いよいよ現実世界へ引きずり出された。~」という部分で、個性を尊重する雰囲気を漂わせながら、結局は、戦争になれば、個性なんて!と、国家が個人の個性を踏みつけ、20世紀機械文明の象徴である汽車で、戦地に送り出す。という状況を、夏目漱石は、「草枕」を書いたときに、考えていた。そして、草枕(1906年9月)を書いてから、約100年経とうとしているのに、また戦争のできる国(個性を踏みつけ、戦地に送る)にしようと考えている人たちがいる。

* 平和憲法九条がある憲法を改正することは、世界の流れに、逆らおうとしている。なんて、恥ずかしいことなのか・・・

* 国連憲章の第1条1項、第2条4項記載の部分と、日本の憲法第9条1項とは、意味が同じ。http://www.lares.dti.ne.jp/~m-hisa/uncharter/japanese.html#1-1なんて、素晴らしい・・・

* 休会となってしまった六カ国協議は、なんと、朝鮮戦争の当事者であった。そうだったんだ

* そして、その朝鮮戦争は、まだ終わっていなかった。今現在も、停戦状態である。だから、六カ国協議があるのか

* 小森さんが、イラク戦争の話について、是非、「華氏911」を見て下さいと言っていましたが、私は、友達に誘われて見ました!イラク戦争は、アメリカ自身が、石油のパイプラインの利権のために、起こした戦争だということを知りましたし、今回のお話しでも、アメリカが、石油の利権のために、あちこちの国で、戦争を仕掛けていることを学びました。

* 日本は、原子爆弾をアメリカに落とされ、罪もない国民が、たくさん亡くなりました。武力で、解決するのではなく、地球上の生き物で、唯一言葉を持っている人間は、言葉で解決する事が出来る。そして、たくさんの犠牲者を出した日本の国民だからこそ、本当に、戦争をしてはいけないと希求することを、全世界の人たちに対するメッセージとして、伝えられる。このメッセージが憲法九条である。私は、小森さんのお話を聞いて、この素晴らしいメッセージを伝えられる日本人で育ったことを誇りに思いました。

つどいに参加され、このブログを見て頂いた方は、是非、私の参加できなかったコーラス、朗読についても、そして、小森さんのお話についての感想をコメントなどに、お寄せ頂ければ幸いです

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国民投票法案

こんにちは!春分の日から、やっと春らしい陽気になりましたね!今日は、私も、友達も春コートを着ての出勤でした!Bd_sakura36

さて、憲法を改正したい与党が、このゴールデンウィーク中に国民投票の手続きを定める国民投票法案を今国会で成立させようとしています。しかし、この国民投票法案には、重大な問題点がたくさん含まれています。

以前にもいくつか、ブログに、重大な問題点を掲載してきましたが、この度、「九条の会・はんなん」では、いま大事な時期だからこそ、しっかり国民投票法案の中身を学んで、平和憲法を守ろう!ということで・・・下記のとおり、学習会を企画しました。

是非、私たち国民の大事なことだから、しっかり考え、話し合えればと思いますので、たくさんのご参加をお待ちしております。

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国民投票法案 学習会

 日時:3月30日(金)

 開場:午後6時00分

 開演:午後6時30分

 場所:貝塚職員会館1階多目的ホールhttp://www.city.kaizuka.lg.jp/jokan/map/guide_0.htm

 入場無料

 講師:笠松健一弁護士

 学習内容:国民投票法案の重大な問題点について

 笠松健一弁護士は、日本弁護士連合会憲法委員会事務局次長、大阪弁護士会憲法問題特別委員会の委員をされています。この国民投票法案に関するQ&Aの本も書かれています。http://www.otsukishoten.co.jp/search/Detail.asp?ID=3109

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